こんにちわ。サービス 池井戸と総務 後藤です。
今日はタイヤについてお話させていただきます。
冬の雪道や凍結路でも安全に走れるスタッドレスタイヤ。寒くなると多くの人が、夏タイヤからスタッドレスタイヤに交換します。
しかし、なかには冬以外に使っても問題ないと思っている方や、スタッドレスタイヤと夏タイヤの違いが分からないという方もいると思います。
今回はスタッドレスタイヤと夏タイヤの違いや、メリットやデメリットを比較します。
スタッドレスタイヤは「冬タイヤ」とも呼ばれ、雪道や凍結路でも安全に走行できるのが特徴です。
「ノーマルタイヤ」とも呼ばれる夏タイヤは、雪道や凍結路以外の道を走るのに優れています。
そのため、溝の構造や材質などに違いが見られ、得意とする路面状況も異なります。
スタッドレスタイヤは、柔らかい材質のゴムと深い溝により、凍結路や雪道での安定した走行が可能です。圧雪路(雪が降り積もって固まった路面)での制動距離は、夏タイヤが約30mなのに対し、スタッドレスタイヤは約17mという実験結果があり、雪道でも滑りにくいことが分かります。
一方、春から秋にかけての走行にスタッドレスタイヤは適していません。特に夏の熱くなった路面では、スタッドレスタイヤのゴムは柔らかすぎて摩擦が大きくなり、摩耗しやすくなります。
また、スタッドレスタイヤの柔らかいゴムと深い溝は、雨天走行時の排水性が悪いため、ハイドロプレーニング現象が起きやすくなっています。そのため、濡れた路面や雨天の走行には、スリップに注意が必要です。
☆スタッドレスタイヤの特徴☆
- 雪道と凍結路以外の走行は、摩擦抵抗が大きく燃費が悪い。
- 雨など濡れている路面では、滑りやすい。
- 夏の熱い路面ではタイヤが変形しやすく、バーストの危険がある。
- 走行音や走行中の振動など、快適性に劣る。
☆ノーマルタイヤの特徴☆
- 雪や凍った道では、滑りやすく危険。
- 「冬タイヤ規制」の道路を夏タイヤで走行すると、道路交通法違反となる。
季節に合ったタイヤを使用する事で大切なお車を守る事も出来ます。
横山モータースではオイル交換時にタイヤやバッテリーのチェックもさせていただいております。
何か不安な事、疑問に思っている事があれば整備士に何でも聞いてください!
しっかりとお答えさせていただきます。